NPBと独立リーグの移籍ルール『とは』
こんにちはtairaです。
先日、福井ミラクルエレファンツに在籍する岩本輝投手がオリックスバッファローズに移籍しました。
この移籍に対し『移籍ルール』について疑問を抱いた方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は簡単にNPBと独立リーグ間の移籍ルールについてご紹介したいと思います。(管理人調べ)
NPBと独立リーグ間の移籍ルール
「移籍」
独立リーグの選手はプロ野球ドラフト会議の指名を受けなくてはNPBと契約できません。しかし、元NPBと外国人選手はドラフト会議を経ない「移籍」という扱いでNPBとの契約が可能となっています。移籍期限はNPBの支配下登録期限に合わせて7月31日です。
また、「移籍」とは別に「派遣」という制度も存在します。
「派遣」
NPB側は1球団最大4人まで、独立リーグ側は1球団最大5人まで派遣と受け入れが可能とされています。派遣期間はシーズン終了まで、シーズン中の派遣や選手の入れ替えも可能です。派遣対象となる選手は入団2年目以降の選手に限りますが、外国人選手に限っては1年目から派遣が可能となっています。
気になるあの人の去就
BCリーグファンだけでなくプロ野球ファンなら気になるであろう...
村田選手の去就
上記で説明した通り、村田選手の今シーズンNPB復帰期限は7月31日です。
それまでにNPB側から栃木ゴールデンブレーブス側に村田選手獲得の意向が伝えられない場合は、今シーズン中の復帰は不可能となります。
現状、ネット上では村田選手獲得に関するニュースはありません。
移籍期限までの日数を考えると少し厳しいかも...
と思っていましたが、過去の移籍を調べてみるとまだチャンスはありそうです。
2014年、信濃グランセローズから西武ライオンズに移籍した小林宏之選手。西武ライオンズが獲得を発表したのは、7月21日と期限10日前でした。
NPB側も期限直前まで獲得を検討している可能性は十分に考えられます。
村田選手は栃木ゴールデンブレーブスに入団する際にいくつか条件を掲示しているみたいです。その条件には
①NPB球団からオファーがあったら退団を認める。
②プレーするのは長くても7月31日まで。
もし、NPB側から獲得のオファーがあった場合は、球団に断る権利はないようですね。
気になるのは、プレー期間について。長くても7月31日までという条件が...
もし7月31日までにNPB側から獲得のオファーがなければ、現役引退ということでしょうか。まだまだ結果を残せる選手だけに、引退という形だけは避けて欲しいです。
ちなみに村田選手の所属する栃木ゴールデンブレーブスの7月最終戦は、
7月29日(日)武蔵ヒートベアーズ戦 13:00~ 上尾市民球場
村田選手の引退試合となってしまう可能性もある大事な試合。
首都圏からも近い球場ですので、ぜひ興味がある方は足を運んでみてください。