岩本輝投手 BCリーグからNPBへ
こんにちはtairaです。
7/7驚きの記事を発見しました！
福井ミラクルエレファンツに在籍する岩本輝(25)投手がオリックスバッファローズに移籍するとの記事でした。BCリーグのファンとしてNPBに復帰する岩本投手がどんな成績を残すかとても楽しみです。そこで岩本投手についてご存知ない人のために少しご紹介したいと思います。
BCリーグまでの経緯
岩本投手の出身は山口県。山口県立南陽工業高校へ進学し、2年春と3年夏に甲子園に出場しました。2010年のドラフト会議で阪神タイガースから４巡目で指名を受け、プロの世界へ挑戦しています。
一軍デビューは2年目2012年9月9日の中日戦。
先発投手として６回を投げ2安打無失点という内容で初登板・初勝利を挙げました。
5年目のシーズンでは自己最多の13試合に登板。2勝を挙げ防御率3.69という成績を残しました。
飛躍を期待された6年目シーズンは一軍の登板機会がなく、同年10月に戦力外通告を受けました。1年登板機会が無かっただけで戦力外通告。やはりプロの世界は厳しいですね。その後12球団合同トライアウトに参加するもNPB球団からの獲得オファーはなし。複数の独立球団、社会人チームからの獲得オファーがあり、その中から福井を選択したみたいです。
BCリーグでの活躍
福井1年目となる2017年は主に先発として活躍し、８勝８敗の防御率3.22を記録しました。８勝は福井投手陣のトップタイの成績で、チームの中心投手として活躍していたことが伺えます。しかし、チームは残念ながら前期・後期ともにリーグ３位という結果に終わっています。
2年目となる今シーズンは中継ぎ投手として、１勝１敗１S、防御率1.50という安定した成績を残しています。岩本投手の活躍もあり、チームは3年ぶりとなる西地区前期優勝を果たしました。
福井入団当初のインタビュー記事がありましたので、抜粋して紹介したいと思います。
＜独立リーグを選択した理由＞
社会人チームは社員として雇用というありがたい条件でしたが、NPB復帰までに2年かかります。また、安定した生活を選ぶと悔しさが薄れてNPB復帰できなくなるんじゃないかと。
＜福井ミラクルエレファンツを選択した理由＞
北村照文（阪神OB)さんが監督になると聞いて「福井からNPBに戻ろう」と決心しました。また藤井彰人(阪神OB)さんから、あらかじめ環境の厳しさや遠征の過酷さは聞いていました。
＊藤井彰人さんは2016年に福井へバッテリーコーチとして派遣されていました。
NPB復帰への強い気持ちが伝わってきますね。戦力外通告を受けた当時は23歳でまだまだ成長できる年齢。そんな年齢だからこそ、敢えて環境の厳しいBCリーグに挑戦したのでしょう。その結果、再びNPBの舞台に復帰するんですから立派ですね。
またインタビュー内でこんなことも宣言しています。
福井球団が優勝して、福井のファンの皆さんから喜んでもらえた後に、NPBに復帰できると信じて頑張ります！
まさに有言実行です！優勝といっても前期優勝ですが…
ただ、年齢を考えるとNPBに復帰できるのであれば早いに越したことはありません。
福井のファンの方々も、岩本投手の活躍がNPBの舞台で観れると喜んでいるに違いないでしょう。
福井ファンだけでなくBCリーグ各球団のファンの方々！
BCリーグで活躍した岩本輝投手がNPBでどんな活躍をするか注目していきましょう！
