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BCリーグに所属する『武蔵ヒートベアーズ』を中心とした野球ブログ

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9/11(火)群馬ダイヤモンドペガサス戦 試合観戦レビュー

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武蔵

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勝利投手 [武蔵]中島(3勝9敗0S)

敗戦投手 [群馬]谷口(1勝1敗0S)

セーブ  [武蔵]安齋(2勝4敗1S)

 

本塁打  

[群馬]カラバイヨ27号ソロ

[武蔵]

 

バッテリー 

[群馬]ラミレス、庄司、谷口、中野 - 速水

[武蔵]村田、宮森、岡本、上原、中島、安齋 - 木水、富田

ダブルヘッダーの2試合目。

前半の新潟戦は打撃陣の活躍により逆転勝利を納めています。

投手陣も戸谷投手と安河内投手以外は全員スタンバイ状態。

武蔵投手陣が強力群馬打線をどう抑えていくかがポイントになるでしょう。

〈試合振り返り〉

1回表

今期最終戦の先発マウンドは村田投手。

注目の立ち上がりですが、見事3者凡退に抑えます。

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1回裏

1番に関口選手を起用するという超攻撃型打線の武蔵。

関口選手は三振に倒れましたが、そこから3連続四球を選び1アウト満塁のチャンス。

群馬先発のラミレス投手は制球に苦しみます。

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苦しむラミレス投手。カラバイヨ選手も心配そうに見守ります。

1アウト満塁の場面で打席には青木選手。

ライト前のタイムリーヒットで武蔵が先制します。

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尚も1アウト満塁と追加点のチャンス。
立ち上がり苦戦するラミレス投手を捉えたいところでしたが、6番鈴木選手、7番熊谷選手は凡退。
満塁のチャンスでしたが1点止まりとなりました。

2回表

先制を許した群馬がすぐさま反撃を仕掛けます。
リーグホームラン数トップの4番カラバイヨ選手に一発が飛び出し、すぐさま同点に追いつきます。
村田投手の悔しそうな表情が印象的です。

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しかし、後続は熊谷選手の素晴らしいプレーもあり、ソロホームランの1点のみに抑えます。

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5回表

ここまで群馬打線に対して1失点と踏ん張りをみせていた村田投手。
しかし5回、先頭の速水選手と久保田選手に連打を浴びてノーアウトで1.3塁のピンチを招きます。
ここから村田投手がギアを入れ替えます。
8番鹿沼選手を三振に取って1アウト。
9番大橋選手も三振に取って2アウト。
そして1番青木選手を迎えます。一球一球に気持ちが入った投球。
見事に青木選手をライトフライに打ち取り、最大のピンチを切り抜けます。
村田投手はこの回で降板となりましたが、5回1失点で先発投手としての役割を果たしてくれました。

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6回表

2番手としてマウンドに上がったのは宮森投手でしたが、、
先頭の藤井選手にいきなりヒットを浴びます。
続く井野口選手には四球。これでノーアウト1.2塁のピンチ。
そしてこの日ホームランを放っている強打者カラバイヨ選手を迎えます。
宮森投手も気負けせずカラバイヨ選手に真っ向勝負。

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見事にファーストフライに打ち取り1アウトを奪います。
続く打者も強打者富田選手。
宮森投手はここもショートフライに打ち取り2アウトまでこぎつきます。

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しかし、強力群馬打線。
簡単には終わらせてくれませんでした。
6番の速水選手が左中間への長打を放ちます。

この当たりでランナーが2人かえり、3対1と群馬に2点のリードを許すことに。
ここで武蔵は宮森投手を諦めます。
3番手としてマウンドに上がったのは岡本投手。

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これ以上の追加点は許したくない状況で打席には7番久保田選手。

見事にセンターフライに打ち取り、ゲームが崩れかけたところを食い止めました。

6回裏 

2点のリードを許した武蔵ですが、すぐに反撃に出ます。
1アウトから代打の宮之原選手がセンター前ヒットで出塁をします。

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前半の新潟戦から宮之原選手は大当たり。
続く4番山川選手は四球を選び1アウト1.2塁とチャンスを作ります。
5番青木選手はアウトとなりますが、6番鈴木選手が左中間へのタイムリーヒット

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2塁ランナーの宮之原選手が生還。
1塁ランナーの山川選手も果敢にホームを狙いタッチプレーとなります。

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判定は、、、

「アウト」
この回、同点とはなりませんでしたが、1点を返し追い上げます。 

7回裏

群馬はラミレス投手から庄司投手へ継投。

1アウトから富田選手がセンター前ヒットで出塁します。

続く竹澤選手は四球を選び、チャンスで打席に向かうは関口選手。

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センター前へ同点のタイムリーヒットを放ちます。

前半の新潟戦に続き、関口選手がまたしても結果を残してくれました。

後期は調子が下降気味でしたが、最終戦で素晴らしい活躍です。

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押せ押せムードの武蔵でしたが、2番末永選手は痛恨の併殺打

この回も1点止まりですが、同点に追いつきます。

8回表

同点に追いついた武蔵は4番手上原投手から中島投手に継投します。

この回、群馬は2番からと好打順。

先頭の藤井選手がライトへのヒットで出塁し、打席には強打者井野口選手。

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嫌な雰囲気が立ち込めましたが、中島投手が踏ん張ります。

3番井野口選手の投手への強烈な打球をしっかりと捕球。

併殺打に打ち取ります。

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4番のカラバイヨ選手もライトフライに打ち取り、群馬の上位打線からの攻撃を無失点に抑えます。

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8回裏

流れが武蔵に傾きかけたところで、群馬も投手を交代。

谷口投手がマウンドに上がります。

宮之原選手はショートゴロに倒れますが、4番の山川選手がチャンスを作ります。

右中間へ強烈な打球。

俊足を飛ばし、見事スリーベースヒットとなります。

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勝ち越しのチャンスで打席には青木選手。

先制のタイムリヒットを放っているだけに青木選手に期待がかかりましたが、三振でツーアウトとなります。

打席には鈴木選手。

なんとここで谷口投手がワイルドピッチ。

思わぬ形で武蔵が勝ち越しに成功します。

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9回表 

1点リードの最終回。

本来であれば安河内投手でしょうが、前半の新潟戦で登板しています。

そんな状況でマウンドを任されたのは安齋投手。

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来シーズン、安河内投手が不在となれば、抑えは安齋投手となりそうですね。

速水選手に四球を与えてしまいましたが、安定した投球で9回を無失点に抑えゲームセット。

終戦は見事連勝でシーズンを終えることができました。

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武蔵エキサイティングプレイヤー

終戦はこちらの選手にしたいと思います。

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山川隆介選手

2打数1安打 2四球 1得点

1回・6回は四球を選びチャンスを広げる活躍。

8回は自慢の俊足を飛ばしスリーベースヒット。

その後、決勝点のホームを踏みました。

主将として苦しいシーズンを過ごした山川選手。

終戦もプレーでチームを引っ張ってくれました。

終戦を終え

終わりよければ全て良し。。

そんな簡単な言葉では終わりたくはありません。

しかし、最終戦は来シーズンに向け好材料が見えたのも事実です。

来シーズンに向け、これからチームは一新すると思います。

チームに残る選手には今シーズンの悔しい成績を糧に、奮起してくれることを期待します。